発売当時日本では少数派にしか受け入れられなかった不人気車の代名詞でもあり、市場でその価値は過小評価され続けた不運の歴史を持つ。
しかし一度乗ってみたが最後、そのコンパクトで軽量な車体から繰り出される優れたハンドリング性能と、鋭く吹け上がるエンジン特性、スポーティーなスタイリングは多くのライダーを魅了し虜にしていった。
そして緒方もまた乗れば乗るほど魅了され虜になっていくのだった・・・
#Z650ザッパー




前回の屈辱を晴らすべく、エンジンをイチから徹底的に追い込んで製作する。
クランクケースは前回のエンジンと同じくZ650用を、GZPクランクに合わせるためサイレントチェーン仕様に加工を施した。
クランクはダイナミックバランス、バグース製のヴォスナー70.5φピストンキットで850cc化。
パワーを1PSでも多く絞り出すため、エンジンを極力軽く回すために、ケースとリフターの圧抜き加工を施しポンピングロス軽減を図った。
さらにエキゾーストとキャブレターも一新し、リニアでコントロールしやすいパワーデリバリーを獲得することでタイムアップを狙う。
車体も足廻りからブレーキシステムまでを一新、ザッパーの面影を残しつつ、よりレーサーらしく精悍なスタイリングへと生まれ変わった。









毎度のごとく、ギリギリで完成。
そして迎えた決勝当日。







ポールポジションから独走し、一度も前を譲ることなくぶっちぎりでフィニッシュ。
750クラスにおいて、9年間もの間破られていないコースレコード1分9秒996を4周目に叩き出す。
生産から40年経った(今は50年)当時に、最新マシンにも引けを取らないパフォーマンスを披露したのだった。



750クラスが盛り上がってきたら、またザッパーで参戦したい~!
#エンジョイ Z650
フォトbyびじゅ






















