梅雨入り前に

 

毎度ご無沙汰しております・・・

 

といいますのも最近は何かとバタバタしておりまして(言い訳

 

修理の依頼に車両の注文にカスタムに車検に。

 

毎日ひっきりなしにメールや電話を頂くので、なんだかボクちゃん人気者になっちゃった?

 

と改めて自分のポテンシャルに感心している、緒方こと「ザ・勘違い野郎」です。

 

 

#ボクちゃんまだ?

#さっさと仕上げてください

#はよバイク持ってきて

 

 

 

そんなこんなで大変遅くなりましたが、先月の全日本スーパーモト選手権HSRお疲れ様でした(遅

Dガレメンズの皆様も実力を遺憾なく発揮して頂き、お三方ともに七転八倒七転び八起(どっちやねん

更にDガレエーストップガンボーイの山ピーがイキり発射で散り、人生初の骨折までもを経験。

脱チェリーBOOWYの名を改めて世に知らしめてくれました。

 

#一度と言わずに二度三度

 

 

そんなお約束Dガレ劇場を演じてくれたお三方に感謝の意を表するとともに「もう一度俺もモタードレースに出てみたいなぁ」と叶わぬ想いを馳せながら梅雨入り前の夕日を眺め唇をかみしめた緒方であった。

 

 

それでは皆様、また梅雨が明けたころにお会いしましょう!

 

#夕陽に向かって走れ

#ツッパリ青春

#ボクちゃん仕事してね

21年目の目標

 

どうやら20年もったみたい(汗

 

どんでん返し級のネタを期待していた皆様方におかれましては、ご期待に添えられず誠に申し訳ございませんでした(平謝り

 

先日クレジット会社のお姉様が差し入れを持ってきてくれたので、また褒められるかとドキドキしていたら。

 

「とにかく契約お願いします!」の一点張り。

 

 

そんなこんなで改めて人生の厳しさを身にしみて痛感させていただいております緒方です。

 

#やっぱ営業トーク #期待しちゃだめ

 

 

 

で、先日から目標を設定するとか偉そうに大口を叩いてしまったので。

ここ数年目指してきたことの目標記事を念入りに書いているなか完成しかけたところで、自らポチっと消してしまいました(あわわ

といいますのも、最近めまぐるしく変わっていく自身の状況にともない、計画もコロコロ変わっていってまして。

昨日はアッチ、今日はコッチと全く定らない状態です。

 

#計画性ゼロ  

 

とにかく長年依存してきた事柄を大きく動かしたいと思い全身全霊をかけ模索している途中で、すでに動き出している計画と今から動こうとしている計画を天秤にかけながら手持ちの資金と情報を睨めっこしウンウン言って悶絶しております。

一つ言えることは、これまでやってきた仕事のスタイルは粗方捨ててしまい、新しい体制で挑戦できる環境を作りたいと思っています。

これは昨日今日思いついた考えではなく数年前からジワジワと湧いてきていて、さらなる成長を追求するのであれば、居心地が良い同じ場所にずっと居てはいけない気がしてて、その思いは日々強くなっています。

そんな訳でハッキリとした目標をお伝えできずに大変申し訳ありませんが、今暫く優柔不断な緒方を見守って頂けると幸いです。

 

そうこうしているうちに、手持ちの資金では足りなくなってきたので銀行に相談しよっかな。

 

#あわわ

#あかん、もうどげんもならんばい

#無限ループ

 

21年目の決意 続

  

長年コメント欄を閉鎖しているこのブログですので、記事に対する反応は皆無と割り切っていたのですが。

先日付き合いのあるクレジット会社の営業お姉様が

「ブログ読みました、私もやりたい事があって、社長のブログに勇気を貰いました」

とまさかの感想を頂き、少し調子に乗っております(照

こんなしょーもないブログで勇気を与えられるなら毎日でも書きたい所ですが、野暮用が多くって、たまにでご勘弁ください。

と言うわけで次は30周年ね。

 

#営業トーク?  #無いでしょ

 

 

~~~計画なき経営~~~

 

開業後2年くらいたつと、お客さんも徐々に増えて売り上げも安定してきました。

家賃も安いし一人でやりくりしていたため経費もそれほど負担にならず、無駄遣いをしなければ十分食べていける程。

レース活動にも積極的に参加していて、一緒に参加してくれる仲間も増えたお陰で仕事として大好きなレースに熱中できる事がとても幸せでしたし、スケール感が小さく欲求もそれほど強くなかった緒方でしたので、居心地が良いこの現状に満足し始めました。

「もう頑張らなくてもボチボチやっていけそうやなぁ~」そう思い始めたころ、ある悩みが立ちはだかります。

店の認知度が高まっていくにつれ、新しいお客様が増えるにつれ、来店時に言われることは

「場所が分かりにくい」

「え?こんな掘ったて小屋で商売してんの?」

「ガッカリーもっとちゃんとしたお店かと思った」

とそんな声。

緒方は「個性的」と捉え特に気にしてはいませんでしたが、お店の外観からくるイメージは大きいようで、こと場所が分かりにくい山の中の掘ったて小屋は多くの方に認めてもらえなかったのです。

この頃何としてでも女子にモテたかった緒方は「これはやばいばい・・・どげんかせんといかん!」

とスグに移転を考え始めました。

周辺の不動産情報を調べ、バイク屋さんができそうな空き店舗を探し始めたのです。

何件かピックアップし、家賃や移転時に必要な費用を計算しましたが、手持ちの僅かな資金では到底足りないことが判明。

あきらめきれず銀行に相談したところ。

 

銀行員 「この売り上げと申告状況じゃ融資は厳しいですねぇ」

緒方  「そこをなんとか、本当はもうちょっと儲かってるはずなんです、多分」

銀行員 「家賃もかなり上がりますし、月々の返済額も増えますのでやっていけないのでは?」

緒方  「移転すれば客がバーンと増えて、売り上げもドカーンと上がるはずです、多分」

銀行員 「今回は残念ですが」

緒方  「あわわ、そんな・・・」

 

僅か10分ほどの面談できっぱり断られた緒方は、空を見上げながらつぶやくのでした。

「あかん、もうどげんもならんばい」

 

 

~~~21年目の後悔~~~

 

勢いだけで開業を決意し、しっかりとした計画もたてず、どんぶり勘定のまま経営を続けた緒方が、公的な信用を得ることは至難の業でした。

さらに目標を設定していなかった緒方にとって、日々目の前の利益に飛びつくのが精一杯の状態で、数年先を見据えた行動や資金調達など考える余地もなかったのです。

勉強不足、その一言でかたずけられるほど当時の緒方は無知で、知識が及ぶ範囲の改善をしながら何とか生きながらえるのがやっとでした。

そのため、あきらかに成長スピードが遅く、選択肢も少なく、常にチャンスを逃しがち。

急な資金調達で融資が得られないなどもその際たる例で、この後も緒方は無知の代償を長年に渡って支払い続ける事となるのです。

 

今思い返せば当時

勢いでとりあえず開業してみて、そこそこ改善した、は間違っていて。

勢いでとりあえず開業したからには、改善もしてメチャクチャ努力しながら勉強する事、が正解だったんだなぁと思っています。

20年前の緒方と話す機会があれば「ちょっと開業したからっていい気になってふんぞり返ってるンじゃねえよ、頼むから勉強しろ!」と胸ぐらをつかんで言いたくって、その後十数年目標もなくブラブラ生きてきたのはお前のせいだと。

当時の緒方に言わせると、悪気はなく気軽に開業したつもりだったのに、ただやってみたかったから挑戦しただけなのに。

兎角向上心の足り無さと無計画さと知識不足が原因で、後の歩幅を決めてしまったこの当時の出来事は、現在緒方が人生で犯した過ちナンバー1に君臨して頂いております。

もし、これを読んでくれている方の中に、今から何かに挑戦しようとしている方がいらっしゃいましたらば、緒方のような惨めな思いをしないためにも、やれるうちにできる限りの努力を惜しまず、悔いの残らない人生を歩んで頂きたいと思います。

お読み頂きありがとうございました。 

次回は緒方が新たなる目標を設定する予定です(多分

 

#まだ続くんかい

21年目の応援

 

先日の記事を読み返した感想。

 

ちょっと20年もったからって、エラっそうに。

 

#さーせん 

 

こう見えても緒方は他人の生き方にあまり興味がないほうなので、開業しようがサラリーマンだろうが、好きに生きたらええんちゃう?という柔軟なスタンスの持ち主になります。

 

ただ自分で選択したからにはしっかりと突き進んでほしくって、やりたいことがあるのにチャレンジできない人を見ると、頑張って頂きたいと心底思っています。

 

そんな方々への応援メッセージを自分の経験にのせて、少しでも一歩目が踏み出しやすいイメージを作ってあげたくって書いてみましたが、結果随分とエラそうな記事になってしまいました。

 

#反省

 

 

ちなみに私がエラそうに説教したA君は年上の先輩で、年1回ほど2人で呑みにいくのです。

 

いつも話すことは決まっていて

 

緒方「で、出店計画はどうなん?」

A君「それがさーなかなか良い立地の店舗が見つからないんよね~」

緒方「とりあえず始めてみたら?」

A君「もうちょっとお金が溜まってからじゃないと不安なんよね~」

緒方「オッサン出す気ないやろ!」

 

と毎回この調子。

 

 

#カバオクン父ちゃんの入れ歯めっかった?

#うんにゃ まだ

#無限ループ

 

 

普段は温厚で無口な緒方も、ことA君と呑んでいるときは酒の勢いも手伝って歳関係なくまくしたてるように上から説教しまくりに。

 

酒に弱いA君は顔を真っ赤にし、グデングデンのフニャフニャになりながら緒方の説教にウンウン頷いているという、よくわからない関係が20年近く続いてます。

 

#好きです

 

 

正直この関係が面白くって、開業できるにこしたことはないけど、ダメでもよいネタになってるので満足かなと。

 

#あきらめちゃダメ

 

 

これからもメチャクチャ応援しています!

21年目の決意

久々に重めのタイトルにて失礼いたします(何

 

 

ご存じの方は少ないと思いますが、なんとD-GARAGEは来月で創業20周年を迎えることになりまして!

はい、20年もちました(ドヤ

 

と言うわけで、この20年間私に関わって頂いた全ての方々に感謝するとともに、21年目を迎えるに当たり反省の意味も込めて少し開業当時を振り返ってみたいと思います。

 

#急に何  #まだ迎えてないし  #ドンデン返しがあるかも 

 

 

 

~~~計画なき開業~~~

思い返せば20年前、バイク屋を開業すれば、儲かるうえに好きなバイクに乗り放題!

そんな根も葉もない謳い文句につられて、当時の緒方はイキって開業を決意したのでした。

出店地に選んだのは家賃が安いが人通りも全くない山の麓にある怪しいほったて小屋。

そんな得体の知れないバイク屋にお客が来るはずもなく、周りからはどうせスグ潰れると罵られる日々。

おまけに工業高校卒、尚且つ学年で1.2を争う低学力の持ち主である緒方が経営ノウハウなど知るよしもなく、当初はどんぶり勘定にて申告も適当でした(スイマセン

もちろん資金もギリギリでしたので、肝心の仕事道具である作業工具も最低限の安物をそろえた程度。

そのため作業効率も良くなく、専門知識にも乏しかったので新規の方から仕事を頂くのは至難の業です。

何とか知り合いや同情してくれた友達ツテに仕事をもらったり、夜は友人が経営するBarでバイトをしたり、どうにかやりくりする日々。

とはいっても大好きなレースには結構入れ込んでいて、スーパーモタードレースを始めたのも丁度この頃でした。

ハマると我慢できない甘えん坊の緒方でしたので、収入は殆ど自分のバイクの改造費やタイヤ代に注ぎ込みまくり。

そうこうするうちに手持ちの資金では足りなくなって借金がどんどん膨らんでいったのでした。

 

~~~生き残るための改善~~~

いつもはボーっとして何も考えてないマイペースさがウリの緒方も、さすがにこの時ばかりは焦ります。

「このままではヤバいばい、どげんかせんといかん!」

と思い描いていた甘い考えはすべて捨て、ダメなところを潰しにかかったのです。

都度でしたが作業に必要な工具は買いそろえ、エラそうにカスタムショップだからと敬遠していた原付も扱い始め。

「バイクはぶっ飛ばしてナンぼじゃい!」とイキる気持ちを抑えて、初心者ツーリングを企画したりと。

すると、その柔軟な姿勢が評価されたのか、顧客の離脱率が大幅に下がり、あれよあれよという間に固定客が増え、売り上げが伸びていったのです。

この時の緒方が「改善」という言葉の意味を知っていたかどうかは定かではありませんが、兎角やってみてダメだった事柄を把握し、改善に成功したのです。

この姿勢が功を奏し、この後も小規模ながらバイクショップを長年続けてこられたのは言うまでもありません。

 

 

~~~環境がもたらす変化~~~

巷でよく売られている開業ノウハウ本を書いた専門家さんに言わせると、当時緒方がした選択は大間違いで、ちょっとカジッた程度の若造が計画も無しに独立して店を出すなんて絶対やめときー!です。

お客様を満足させられる知識と技術を習得し、十分な資金計画を練った後、出店地域の下調べなど入念すぎる程の準備をし石橋を叩きまくって出店するのが通常のやり方です(開業ノウハウ本)

でも考えてみてください。

もし20年前の緒方が「お店出したいけど、資金を十分なほど用意して、絶対にミスしなくなるまで技術と知識を身に着けて、絶対に外さないような好立地の店が見つかってから!」とかいう意識高い系出来るビジネスマン風のやつだったら。

おそらく今でもそんなことを言いながら飲み屋で働いていること間違いなし。

 

#そんな方まわりに結構いてはります

 

当時の緒方から学ぶ点があるとすればヤル気と勢いと行動力以外に皆無ですが、コレある意味正解とも言えていて。

いきなり全てが上手く行くことはまずあり得ないので、とりあえずやってみる、その環境に身を置いてみてダメなら改善していく。

もちろん改善には努力と時間とコストを惜しむ事無く注ぎ込まないと良い方向には向かいませんし、時にはプライドも捨てなければならないでしょう。

その為の労力を惜しんだりする程度のやる気なら、最初から店を出すなんて言わないこと。

好きな事を仕事にできている人は、常に変化する状況を見極め、チャンスをものにし、息をする様に努力します。

これこそが現在私の周りで活躍している方々が実践している勝利の方程式なんじゃないかなーと思ったりしております。

20年前のどうしようもなくダメな緒方ですら、そのプロセスを乗り越え変化しながら現在も好きに生きられているのです。

まあ、何とかなるってことですよ。

 

なんでこんな事を急に上から目線で書く気になったかと言いますと。

20年来の付き合いであります、SR乗りのA君は20年前から「店を出す!」とイキって言ってまして。

会うたびに「出す!」と言ってとうとう20年が経ってしまいました。

 

#もうすぐ死にますよ  

 

「絶対出さんやろ!」とツッコみたい気持ちを抑えて、今回はソッと背中を押す優しい後輩を演じています。

 

 

という訳で、20周年記念に向けてまだまだ武勇伝は続きます(マジ

 

 

 

つづく